【体験談】うつの私は心療内科を3回変えた「合う病院を見つけよう」

メンタル

こんにちは、ひよこはっちです。

私は39歳の時うつ病になりました
現在は普通に日常生活ができるまでに回復しています
6週間に一度心療内科を受診し、1日一回夜薬を服用しています

私はうつになって3回病院を変え 今通院している病院を見つけました

行くのが苦痛ではない、癒される場所を見つけることができたと思っています

病院というのは一度行くとなんだか自分に合ってないんじゃないかと思っても

なかなか変えられないものですよね

先生に悪いし言い出しにくい

変なところで気を遣ってしまうのは日本人だからでしょうか

ですが自分に合わないと思うなら違う病院へ行ってみてもいいと思うんです

うつを何とか治したいと必死だった私の話を少しお話しします

体の不調

体の不調に気が付いた時はかなりうつがひどくなっていたと思います

それでもそんなはずない、と片っ端から内科の検査を受けました

結果はすべて異常なし

内科、呼吸器科、消化器内科など内科系の病院を転々としながら
レントゲン、血液検査、胃カメラ、大腸内視鏡、腹部エコー、24時間心電図など検査を受け続けました

「ここが悪いから治療しましょう」ととにかく言われたかったんだと思います

今思えば原因が欲しかったんです 

目に見える病気ならすぐ治せると思ったから

けれど どの検査が終わっても言われることは同じでした

「精神のほうだと思うよ」と言われたものの

精神・・・?心ってどうやって治すんだろう 

その時は劣等感、絶望感、世間はどんな風に思うんだろう 子供にはなんて伝えればいいんだろう とにかく早く治さなきゃと焦り、逆にストレスを重ねながら

心療内科へ行ってみることにしました

初めての心療内科 Aクリニック

初めて行った心療内科は白を基調にした待合室の明るい病院でした

偶然知っている人も受診していてお互いに悩んでいることを話しましたが
やはり人間関係の悩みがあるとのことでした

人間関係のストレスって本当に心身ともに良くないんですね

先生はとてもおとなしそうな人で(おとなしいというか内向的?コミュ障?)
声は小さく、早口、こちらよりもパソコンに向かって、ひたすら私の話している内容を打ち込んでいました

先生は話すことが苦手なのか夏だったので「暑いですね~」と三回くらい言ったりして

私も人見知りであり、うつなもので弾まない会話…ごくたまに目が合い笑顔を見せるという感じの先生でした

印象としては嫌な感じはなく、まじめで、今思えば不器用な人なんでしょうね

精神の緊張や不安を和らげる薬(そんな薬があるとは初めて知りました)
をもらい飲み始めましたが副作用から目がぼやけてしまい良く見えない!

休診日でしたが病院に電話すると先生が出て 心配ない事を話してくれました

その後は閃輝暗点(せんきあんてん)という症状が出たり

吐き気などもおさまらず薬が増えるばかりで不安が増していき

さらに先生に対しても不満を持つようになってしまい 病院を変えることにしたのです

二つ目の心療内科 Sクリニック

次に行った心療内科は茶色を基調とした建物と外には緑がいい感じに植えてあり、オシャレな感じでした

けれども診察室は狭いうえに窓がなく圧迫感がありました

先生は顔が濃く(堀が深い)はきはきとして熱心で自信のある感じで、ファッションもこだわっているようでした

良く言えばオシャレ悪く言えば派手な感じ

こちらの話を聞いてくれますが、診察時間が短く、どんどん終わらせてしまうといった感じでした

てきぱきとしているけどせっかちな性格なんでしょうね

待合室で他の患者さんの様子を見ていても三分しないうちに出てくるという人がほとんど

話すことをまとめてイメージトレーニングしていかないと「聞くの忘れた」ということが度々ありました

一年以上通院しましたがなかなか社会復帰できず焦っていたことや
せっかちな診察が合わないこともあって 病院を変えることにしました

デイケアのある心療内科に転院したいことを先生に相談すると、嫌な顔せず紹介状を書いてくれて感謝しています

3つ目の心療内科 Oクリニック

次に行った心療内科は待合室に大きな熱帯魚の水槽があり、
かわいい魚たちを見ているとリラックスできました

一角はカウンター席のようになっていて、カフェのようなオシャレな感じなのにデイケアで作ったであろう作品が毎回展示してあり(絵手紙やオブジェなど)
ホッとできる空間でした

先生は話し方がゆっくりで良く話を聞きいてくれる、優しい穏やかな感じでした

先生はいつもにこにことしていて、うちの子供たちのことも心配してくれたり話をするのが楽しみになっていきました

気になっていた薬のことも相談し自分に合う薬が見つかるまでいろいろチャレンジでき

仕事に少しずついけるようになったんです

先生だけでなくスタッフの方もみな患者さんを気遣ってくれる穏やかな感じの人が多く

今では受診の日が癒しの時間となるので「楽しみ」とさえ思えるようになりました

まとめ

このように私は心療内科を変えながら自分に合う病院をみつけました

私はOクリニックに通って長いことたちます

今ではうつと一生付き合っていったっていいし
元気に過ごせるんだから薬を飲み続けていてもいいかなと思えるようになりました

病院を変えるというのは、いろいろなことが気になってしまいますよね

先生に嫌な顔されないだろうか病院を変えたからって良くなるのだろうか

そうなってくると、悩むことがまた心の負担になってしまいます

けれども、病院を変えることは自分がもっと幸せになるようにと思ってのことなので悪いことでも何でもありません

病院の先生やスタッフ、施設の雰囲気が合わないことが理由だっていいのです

自分に合う病院を探してみてくださいきっと見つかると思います

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