子供が健康で毎日学校に通えることって幸せなことなんですね
「そんなの普通だよ」って思われるかもしれませんが 今回私は実感しました
普通と思う事でもその普通ができなくなることってあるんだということを
いろいろな事が重なってのことだとは思いますが、高校生の娘がクラス替えをしてから落ち込むようになり 情緒不安定になっていき 学校に行きたくないと言い出したんです
私個人としては、「幸せじゃない、辛いと思う場所になんて行く価値がない
人生の無駄遣いだ!」と思うので学校は休んでいいと思うんですが
何日か続くうち このままでいいわけないな、「どうしよう」と考え始めました
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高校卒業はしておいたほうがいいよなぁ
(専門学校進学したいって言ってたし、バイトも高卒以上がほとんどだし)
でも3人子育てしてきて運よく不登校の経験がないからさっぱりわからない 娘は調べる余裕もないだろうし
これからどうしたらいいのか どんな選択肢があるのか調べなきゃ
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子供とはいえ学校という小さな世界で人にまみれているんですもんね
自分にしかわからない大変なこともあるでしょう
でも精いっぱい支えたいと思い
家族ができるサポートを調べてみました
娘の様子
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高校三年生の娘の様子が日に日におかしくなっていく
子供の様子は仕事が忙しくて気が付いてあげられないという親御さんもいると思いますが
うちの場合明らかに様子がおかしくなったんです
高校に入学してから部活を主に頑張り友達関係も良好で 好きな男の子の話、おもしろい友達の話、先生や部活の不満、笑ったり怒ったり話をしてくれていたんですが
だんだん表情が暗くなってため息をつくことが多くなったんです
ソファーに座って 話もせずケータイばかり見ているし、口を開いたと思ったら、
学校に行きたくない、つまらないというのです 夜泣き出すことも多くなりました
けれど思い当たる事もあったんです それはクラス替えです
今まで一番仲が良かった子と離れてしまい
さらに今一緒に行動している子は気まぐれな子で無神経さに傷ついたりしてしまうようでした
私は、行きたくないというのを無理に行きなさいという気は全くなく、「行きたくないなら行かなくていいよ」と娘に言いました
娘は家にいると安心できるようですが
ずっと休んでしまうと学校に行きづらくなるという焦りもあるようでした
今の学校へ復帰を目指す 不登校についてのサポート(窓口)
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子供が学校に行きたくないと欠席し始めたらやはりまずは学校に相談することが第一歩
その他 国、県、市町村、民間でのサポートもあるんですね
学校に復帰とそれ以外の選択肢もあったのでまとめてみました
〔学校〕
- 担任、在籍校の教員に相談する
- スクールカウンセラーがいるのか確認、いたら相談する
- 現学校で卒業を望むなら クラスにはいかず別室、保健室などで授業ができるか確認する
- 出席せずに補習やレポート提出だけで卒業させてくれないかを掛け合ってみる
実際、不登校児を卒業させたいが為に、登校日数や保健室に居た事をごまかして卒業扱いにしてしまう学校は私立でも公立でもあるとのこと
メリット
- より実際的な解決策について相談できる
- 人間関係への対応
- 柔軟な授業の受け方の対応
デメリット
- 教員個人の力量、学校運営の在り方によって、本人の状況を十分把握してもらえない
- 効果的な対処をしてもらえない
〔引きこもり支援センター〕
※公的機関
メリット
- 不登校、引きこもりの相談が無料
- 医療機関、民間の不登校支援施設を紹介してもらえることもある
デメリット
- センターによっては具体的な活動支援を直接受けられない場合がある
〔教育相談センター〕
※公的機関
メリット
- 教育や子育ての観点から無料で相談に乗ってくれる
デメリット
- 在籍校への復帰が前提なので、本人が焦ってしまう恐れがある
〔カウンセリング施設〕
※民間施設
メリット
- カウンセリングにより子供のストレス軽減が期待できる
- 不登校だけでなく幅広く子供の自立を支援してもらえる
デメリット
- 継続的利用は経済的負担になる
- 学校復帰は子供の自発性にゆだねられ、具体的な解決策にならない場合がある
〔フリースクール〕
※民間施設
メリット
- 必ずしも学校復帰を目的としておらず幅広い社会復帰に向けたサポート
- フリースクールでの学びを通じて子供の視野が広がる
- フリースクールが居場所になる事もある
デメリット
- 利用には少なくない費用が掛かる
- フリースクール自体少ない
- 在籍校と連携できるケースが少ない
- 活動方針や運営方針が本人に合わないこともある
その他の公的、民間窓口
通信制高校へ転校、編入する
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在籍校への復帰が難しそうな場合には、
不登校支援を行っている通信制高校に相談してみるのも有効です
メリット
- 通信制高校では、学校に通う頻度が少ない
- ネットを使って学ぶ通信スタイルもある
- 一人ひとりのライフスタイルに合わせた学び方で高校卒業を目指すことができる
- 自由な時間を活かして、ボランティアやアルバイトをして人間関係を広げたり、
サポート校を利用して資格の勉強や職業体験ができる
デメリット
- 登校する日が少ないため、校内での生徒同士のかかわりは全日制よりも少なくなってしまう
- 毎日の時間割があるわけではないので、どう勉強していけばよいか迷ってしまう
(フリースクールやサポート校を利用すると レポートの書き方指導、学習課題に応じた支援をしてくれる)
生徒の雰囲気などそれぞれ特色があるので、実際見てみて自分に合う学校を選ぶと良い
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不登校などが理由で全日制の高校を退学したとしても、
定時制や単位制、通信制などの学校へ転校・再入学することは可能!
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学び方の違いが生活全体に関わってくるため しっかり目標を見据えて過ごすのが大切です
留年や転校というとあまりいいイメージを持たないかもしれません
でも転校ができないわけではないし 通信制高校や高卒認定試験など別の選択をすることもできるのです
「こういう選択肢もあるんだ」とおもえば気持ちが軽くなるのではないでしょうか
通信制高校のQ&A
- 学費は高いの?
- いつ入学できるの?
- 同級生たちと同じタイミングで卒業できる?
- 通信制高校とサポート校の違いは?
- 転入と編入の違いは?
などの疑問がありますが検索するとたくさんの情報があります
家族のかかわり
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父親は子供に興味がないのか、娘が学校を休んでいても特に何も言いませんでした
その代わりうちには大学生の息子がいるんですが 高校生の娘には甘いお兄ちゃんで娘が泣いていると心配して息子の彼女と話を聞き慰めてくれたり
気晴らしにと彼女の家の犬を連れて遊びに連れて行ってくれました
私も、一度友達のことを聞いてからは学校の話は極力しないようにして家での生活をいつも通り楽しむようにしました
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今の学校を辞めてもいいこと、通信制高校など選択肢があることは伝えました
まとめ
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学校を休み何日かすると娘に笑顔が見られるようになって ケータイばかりみたり、ため息ばかりつくこともなくなりました
学校に行けばまた…という不安もありますが
今回調べてみて 同じように学校に行けず悩んでいる子供たち親御さんがたくさんいることがわかりました
また不登校サポートも国、市町村、個人の団体などたくさんあり
「知らなかったから不安だっただけなんだ」と少しホッとしました
学校は嫌な思いをしてまで行く意味はあるんでしょうか
子供でも気が合わないってあるし、意地悪だったり、思いやりがないとかたくさんいますよね
確かに頑張って受験に合格して入った学校だし部活も好きで頑張ってきたしと
それを乗り越えられる子はそれでいいと思います
でもうまくできない子もいます
人間関係のストレスで心を痛めてしまうなら、そんな場所に行く必要なんかないと思うんです
親ができることは
- 安心できる居場所になる事
- 子供の決断を認める支える事
- たくさんの選択肢(逃げ道)があることを教えそれが悪い事ではない大丈夫と伝える事
だと思いました
逃げるのではなく自分が決めて幸せだと思うほうを選ぶ 何も間違ってないですよね
気の合わない友達がいても 人の心は残念ながらほぼ変えることはできません
娘が、変えてほしいと努力したことも 変えられずに学校を変えることも「正しいことなんだよ」と伝えてあげようと思います
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㊟ この考えはあくまでも私の考えとうちの子の場合こんなサポートが参考になるという記事です
たくさんの子供たちが幸せになれますように
<参考>
不登校の悩み、どこに相談すればいい?主な専門機関と相談窓口一覧
高校を中退しても編入学できる?中退者を受け入れてくれる高校を紹介
通信制高校へ転入学・編入学する条件は?こんな悩みを持った人におすすめ