【うつ体験談】私が心療内科を受診するきっかけとなった7つの症状

メンタル
私は39歳の時うつ病になりました
現在は普通に日常生活ができるまでに回復しています
発症して八年になりますが、6週間に一度心療内科を受診し
一日一回夜、薬を服用しています

私がうつになった時、始まりは「夜眠れない」からでした

うつの症状にはいろいろあり、症状の出方も人によって違います
あくまでも私の場合の例ですが参考になれば嬉しいです

まさか自分がうつになるとは思いませんでしたが、うつの初期症状として体が出していたサインは、私の場合はこんな感じでした
あなたは思い当たる症状ありませんか?

本当につらくて苦しかったのに意地とか見栄とかから心療内科を受診することに一歩踏み出せずにいたんです
この症状は初期症状でそのあといろいろな症状に悪戦苦闘することに…

もし同じように苦しんでいる人がいたら言ってあげたいんです
心療内科を受診することは近所の内科に行くようなもの 早く治療すれば早く治せることもたくさんあります

心療内科に行ってみて少しずつ前が見えてくるから

心療内科受診のきっかけ七つの症状とは

眠れない

布団に入ってもそわそわしてリラックスできず、寝付くのに時間がかかり 
寝返りばかりでぐっすり眠れない感じでした

何度も目が覚めてしまい、一度目が覚めるとまたそわそわし眠れなくなる
明日も仕事だからとか、子供の行事があるからと思えば思うほど眠れない

熟睡できないので疲れがとれず、仕事に集中できない
イライラしたり、無理をして頑張っている感じでした

食欲がない

お腹があまりすかないので子供には申し訳なかったのですが、食事の準備が苦痛でした

仕事に支障が出ないように無理やり何か食べたり、カロリーメイトやウィダーゼリーで頑張っていましたがそのうち胃が気持ち悪い、吐き気がするなどの症状が出てきてしまいました

みぞおちの痛み

みぞおち(へその上)や下腹がぎゅっと痛んだりおさまったりするので いつも気になってお腹に手を当てて無意識になでていました

腹痛が起こると不安も重なって救急車で病院へ行き点滴をしてもらうこともありました

息苦しい

悩んでいることを考えると息苦しくなり気が付くと呼吸が浅くなっていました

だるさ

体がだるく常にすっきりしない、肩は痛みもあって肩の力が抜けない感じでした

腕も重くなる症状があり、横になっても寝ていても腕が重く、夜はだるい感覚で目が覚めるんです。これは地味につらくて悩みました

めまい

もともと貧血気味ではあったものの、めまいや立ちくらみがひどくなり
立っていると床がぐにゃぐにゃに見えたり

急に血の気が引く感じがして気が遠くなる感じがしました

動悸

そわそわ落ち着かない、急に心臓がドキドキ(動悸)する 

しばらく安静にしているとおさまるのですが、車の運転中にもなるのでとても怖かったし、
またなるんじゃないかとさらに悩んでしまいました

心療内科に貼ってあったポスターの呼びかけ

私の通っている心療内科のポスターにはこんなことが書かれていました

本当は心の不調なのに「からだ」に症状が目立つと「からだ」の病気だと思ってしまう事があります

●最近ゆううつな気分が続いている
●疲れが取れない
●眠れない
●気分が晴れない
●楽しくない

特に原因がわからないのにこのような症状が続くときには「こころ」の不調が隠れていることがあるので
早めに治療を受けることが大切です

<参考>うつばんネット

 

まさにうつになった時の私でした。
やはり早めに受診するのが大切なんですね

うつ病は、病気です。きちんと治療を受ければ、よくなっていく病気です。
強い憂うつ感が続いたり、眠れない、食べられないといったような
「からだ」の症状がみられた場合には、ひとりで苦しまずに、できるだけ早く受診してください。

こころの症状の例
☐最近、毎日のように、ほとんど1日中憂うつな気分が続いている(ここ2週間以上)
 
☐これまでは楽しかったことが楽しめなくなり、興味がもてない(ここ2週間以上)

☐自分は価値がない人間だと思う、自分が悪い・自分の責任だと罪の意識を感じる

☐仕事・家事・勉強などに集中できない、あるいは決断や判断が難しいと感じる

☐この世から消えてしまいたい…死ねばよかったと考えてしまう

からだの症状の例
☐食欲が落ちたり体重が減った(あるいは、食欲が増したり体重が増えた)

☐夜寝つけない、夜中に目が覚める、朝早く目が覚める、寝過ぎてしまう

☐普段に比べて話し方や動作が遅い、またはイライラして落ち着かない

☐最近、疲れやすくなり、気力がわいてこない

引用:こころの掲示板 うつばんネット

心療内科を受診するまで

私が心療内科を受診する頃にはかなりうつがひどくなっていたと思います

それでもそんなはずない
疲れているだけ
何か「からだ」の病気ではないか?
片っ端から内科の検査を受けました

内科、呼吸器科、消化器内科など内科系の病院を転々としながら

レントゲン、血液検査、胃カメラ、大腸内視鏡、腹部エコー、24時間心電図など検査を受け続けました

結果はすべて異常なし

「心療内科に行ってみましょう」と近所の内科医に言われたときは「終わったな」と思いました

自分だけ人生のレールから脱線した絶望感がすごかったんです

うつだからネガティブだし劣等感とかすごいし症状も出ていたので体は思うように動かない

子供もいるし世間の目もあるしどうしよう早く治さなきゃって

なんで私ばっかりって焦りと不安でいっぱいでした

とにかく精神科、あるいは心療内科に行こう」って思うんですが

「心療内科って精神病んでる人が行くんでしょ?」

「なんか急に叫びだす人とかいるんじゃない?怖い」

私はうつになる前は申し訳ないんですが正直そう思っていました

悪い妄想ってどんどんふくらんでしまうんですよ

実際、内科や皮膚科とかみたいになかなか行く機会もないですもんね

でも行ってみたら日当たりの良い普通の病院だったんです

知らないうちに偏見を持っていたんですね

今は心療内科を勧めてくださった病院の先生方には行って良かったと感謝しています

まとめ

このような症状があるからと言って必ずしも「うつ病である」という事ではありません

内科的な病気を見落としてしまっている可能性もあります

ですから不安な気持ちを一つずクリアしていくといいと思います

体調が悪くなると不安になりますよね

病院へ行って何か病気が見つかるかもしれないという怖い気持ちもあるし

忙しくて行ってられないということもあるかもしれません

けれどもうつになってわかったことは心と体の健康が一番大切であるということです

私の場合もっと早く受診していたら…とも思いますが

今となっては心療内科は私にとって心のオアシスとなっています

砂漠の中にあるあのオアシスです

辛くて苦しい中歩き続けてたどり着いた癒される場所なんです

あの時の私のように辛くて苦しい思いをされている人が

回復に向かえるようなオアシスをみつけることができるといいなと思います

この記事が少しでも役に立ったらうれしいです  

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