- 「最近なんだか眠れない」
- 「体がだるい」
- 「そわそわ落ち着かない」
という時ありませんか？
ぐっすり寝て体の疲れを取りたい 明日朝早いから寝なきゃと思えば思うほど 目がパッチリして あせってしまいます。
まるで眠れないことが 悪いことのような気にもなってきますよね。
眠れない自分を責めたり 人のせいにしてみたり…
眠れないことでネガティブになったり うつになってしまうこともあります。
（うつ経験者の私は 眠れない…からうつが始まりました）
そんな時は 色のチカラをかりてみましょう。
色には不思議なチカラがあり 気持ちを落ち着かせたり 心を癒してくれるといった心理的効果があります。
人が情報を読みとる時 五感の中の視覚は87％と高い割合なんです。
寝具やライト、カーテン、壁、家具などに 眠りを誘う色を取り入れることで 心がリラックスして 良質な睡眠効果が得られるなら やってみる価値ありです！
緑
緑は人の心を癒す色です。
草や葉といった自然を連想させる色ですよね。
自然にかこまれた時のようなリラックス効果をもたらしてくれます。
見ていてやすらぎを感じさせてくれる「アイレスト グリーン」という効果があります。
また刺激が少ない色のため 体にも優しく目が疲れにくい事から パソコン作業などで疲れがたまりやすい人におすすめの色です。
青 水色
青を見ると血圧が下がり呼吸をゆるやかにするといわれています。
不安な気持ちや緊張感を落ち着かせる鎮静効果もあり なかなか寝付けない人におすすめの色です。
寝具や寝室の壁を青系にするのも眠りを誘う効果ありです。
淡い色のピンク
ピンク（うすい色）は性格をおだやかにしたり かたくなった筋肉をゆるめる効果があり
心をリラックスさせてくれる色です。
母親のおなかの中にいたころを思い出して 心が安らぐといわれています。
アメリカの刑務所では 壁の色を優しいピンクに変えたところ 受刑者同士のけんかや暴動が減ったそうです。
囚人服にピンクを取り入れたりすることで 自分も人も 大事にしたくなる効果を期待したいですね。
ベージュ 茶色
ベージュや茶色はあたたかみがあり 気持ちを落ち着かせてくれる色です。
木の幹や 土の色を連想させ しぜんとリラックスできる効果があり 心にやすらぎをあたえてくれます。
特にベージュは ライト・トーナス値の考え方から 人体が最もリラックスできる色と言われています。
ライト・トーナス値とは 光や色に対する筋肉の反応（筋肉組織の緊張度の度合い）を数値化したものです。
ライト・トーナス値が低い和室が なんとなくほっこりするのは こういった色の効果が大きいのかもしれませんね。
淡い色の黄色
黄色(原色ではないうすい黄色 パステルイエロー）の優しい色味は 睡眠時にホルモンの分泌を促進する効果があります。
黄色は精神的に不安定な時などに 求められる色です。
黄色を好むときは 心が疲れているかも…
そんな時は黄色いものを持ったり 服などワンポイントで黄色を取り入れてみてください。黄色は 希望や幸福 太陽をあらわしています。きっと緊張した気持ちをやわらげ 希望を与えてくれるでしょう。
寝室のライトの色は何色がいい？
寝室のライトの色は 白熱灯や ろうそくの炎のような赤みのある光のほうがおすすめです。
気持ちを落ち着かせて眠りを誘う効果があります。
寝る前に白い光をあびてしまうと 脳が覚醒して睡眠を妨害してしまうことも…
まとめ
眠れないって次の日の仕事や予定に支障をきたすこともありますよね。
眠れないことで 顔色が悪く見えたり ニキビに悩まされたり うつになることもあります。
そんな時 リラックスできる 睡眠を誘う色をためしてみてください。
カラフルな絵や写真を見てテンションが上がって やる気が出たり
好きなアイドルのメンバーカラーを身に着けていると 笑顔になれたり 勇気づけられたりしますよね。
私たちは意外と 色の不思議なチカラに左右されているのかもしれません。
今回紹介した色以外でも 人それぞれ見ていると安心する いやされる色があると思います。
自分に合う色を 室内の家具 寝具などに取り入れることでぐっすり眠り 心も体も健康になれるといいですね。
穏やかでしあわせな生活がおくれますように
＜参考文献＞色と性格の心理学 著者：ポーポー・プロダクション 日本文芸社
